韓国における日本古典文学の翻訳の問題を廻って -『今昔物語集』を中心に-

Issues regarding Japanese classical literature in Korea -with a focus on Konjaku monogatarishu-

초록

韓国において日本古典の翻訳は二〇〇〇年代に入って飛躍的に増え、その作品数は五十以上にものぼる。本稿では、まず翻訳された作品を紹介し、次は、翻訳の問題を日本語に対するハングル表記、文化の違いから生じた場合とに分けて考察する。表記の問題は主に固有名詞に関してであって、翻訳者によってばらばらである翻訳の現状を踏まえて、より合理的な表記の方法を探っていく。また、同じ漢字文化圈でありながら漢字の意味が日本と韓国で違う事例として、日本の「鬼」と「もののけ」などに対応する韓国の表現について検討していく。最後に『今昔物語集』の翻訳の意義について触れながら、諸研究者の口伝説話の分類案と文献説話の分類案、そして両者を念頭に置いた分類案の問題点を紹介する。

키워드

日本古典文学(Japanese classical literature); 翻訳(Translation); 説話(A folktale); 『今昔物語集』(Konjaku-monogatari-syu)
제목
韓国における日本古典文学の翻訳の問題を廻って -『今昔物語集』を中心に-
제목 (타언어)
Issues regarding Japanese classical literature in Korea -with a focus on Konjaku monogatarishu-
저자
이시준
DOI
10.17003/jllak.2013.85.2.79
발행일
2013-05
저널명
일어일문학연구
권
85
호
2
페이지
79 ~ 107