漢語動詞の使役文 -韓国語の「-시키다」形との対照分析-

초록

本稿では、韓国語の漢語動詞の使役形式「-시키다」形の派生パターンがいくつかに分類できることを提示し、基本動詞の種類によって異なる構文的特徴を見せることをまず提示した。その中から、(9)の自動詞「-되다」形の他動形式としての「-시키다」形(「-시키다」Ⅰ)と(15)の使役形式としての「-시키다」形(「-시키다」Ⅱ)の二類型を対象として、その対応する日本語の派生パターンを分類した。また、派生した使役文の特徴について、意味・用法的特徴と被使役者の特徴を中心に分析した。 本稿は、分析のスタート自体韓国語との対照分析的観点からであり、その対照分析では、基本動詞の体制と使役形式の派生との関係について考察し、使役形式と使役文の意味・用法についても考察を行った。比較分析の軸は二通りあり、それは、言語内での比較分析と、言語間の対照分析である。韓国語の場合、漢語動詞専用の使役形式「-시키다」形と一般動詞の使役形式でもある「-게 하다」形が役割分担をしていることが見られた。日本語の場合も、形態的に違いが見られなくても、その動詞の意味と使役文の意味は、韓国語と平行的な特徴を見せることが明らかになった。このことを表にまとめると次の通りである。

키워드

漢語動詞使役文、「-시키다」形式、自発と他動、他動詞と使役文、日・韓対照研究
제목
漢語動詞の使役文 -韓国語の「-시키다」形との対照分析-
저자
권승림
DOI
10.15733/jast.2011..49.313
발행일
2011-09
저널명
일본연구
호
49
페이지
313 ~ 330